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月間教育書道誌「芦辺」
芦辺月例課題(令和2年2月号課題)
初級【漢字二体】
楷書 行書
貞桂冬秀(ていけいふゆひいず)
霜に耐えた桂の樹が寒い冬に健気に立っている。(出典:王褒(漢魏六朝))
陶淵明の四時の詩から”冬嶺秀孤松”を思わせる。
上級【漢字二体】
行書 草書
瑞雪近浮空(ずいせつちかくそらにうかぶ)
良い前兆の雪がほど近い空に浮かんでいる。中国では瑞雪が降る年は豊作になると
伝えられている(出典:張正見(南北朝) 七言律詩)玄圃観春雪詩の第2句)
【細字】
【臨書】
臨則崢嶸(九成宮冷泉銘)「歐陽詢」
(のぞめばすなわちそうこうたる  崢嶸・・・高くけわしいさま)
   
【条幅】 一般課題
    日色射雲時弄彩 雨絲吹雪不成花
 
日色(にっしょく)雲を射(い)、時に彩を弄し、雨絲
(うし)雪に 吹いて花を成さず。
 
(大意) 
日光が雲に射して、時に美しい色彩を弄し(もてあそ 
び、ほしいままにし) 雪に後から雨が吹きつけ樹々
に雪の花を咲かせない。(花模様にならない。)
(出典: 文徴明(明)七言律詩 歳暮斎居即事 其一の五句、六句の対句部分) 
 
     師範課題
     
     
    積雪楼臺増壮観 近春鳥雀有和聲
 
積雪の楼台 壮観を増し、 近春の鳥雀 和声有り。
 
(大意) 
積雪の中に立つ楼台は普段にも増して壮観である。そし
て春が近いのを知る小鳥たちの鳴き声はどこか和らぎを
感じる。
(出典: 陸游(南宋)七言律詩  歲晚書懐 の五句、六句対句部分
 
  
  
 
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