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月間教育書道誌「芦辺」
芦辺月例課題(令和2年3月号課題)
初級【漢字二体】
楷書 行書
政清人和(まつりごときよければひとわす)
清廉な政治は人民を穏やかにする。
出典:潮平頌五章「為蔡直指」(明、龐嵩)
上級【漢字二体】
行書 草書
烟雲冷硯池(えんうんけんちひややか)
霞や雲が硯池に冷ややかにかかっている(塵外風流の山奥の生活を思わせる)
               (出典:陳普(元) 七言律詩「儒家秋」の第2句の一部)
【細字】
【臨書】
千仞珠壁(九成宮冷泉銘)「歐陽詢」
(せんじんしゅへき  千仞・・・山などが高く、海や谷などが深いこと)
     
     
     
 
師範漢字【漢字二体】
行書 草書
春輝上早霞(しゅんきそうかにあがる)
春の暖かい陽光が朝焼けにそそいでいる。原文は春暉
           (出典:宋祁(宋) 五言律詩「途中新歳憶三城兄長相公」の第6句)
 
 
   
【条幅】 一般課題
   江亭繫馬緑楊短 野岸維舟春草齊 
 
江亭(こうてい)馬を繋いで緑楊短く 野岸(やがん)舟を
維(つな)いで春草齊(ひと)し
 
(大意) 
入り江の茶店に馬を繋いで休息すると、辺りには川柳が芽を
吹いている。
野の岸に船をつなぐと辺りには春の草がそろって生えている。
(出典:韋荘(晩唐)七言律詩「江皐贈別」の3句、4句の対句部分)
 
     師範課題
     
     
   烟柳半眠蔵利臉、雪梅含笑綻香脣 
烟柳(えんりゅう)半ば眠り、利瞼を蔵し、雪梅笑いを含みて
香脣(こうしん)綻ぶ。
 
(大意) 
霞を帯びた柳は半分眠ったように光った葉を隠し、雪をおび
た梅は笑ったように香ばしい口びる(花弁)を開いている。
   *利臉(鋭い顔)光った葉 
(出典:韓偓(晩唐)七言律詩 早起探春の3句、4句の対句部分)
 
  
  
 
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