椿壽八千春 |
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【読み】 |
椿寿(ちんじゅ)八千(はっせん)の春 |
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【意味】 |
荘子・逍遥遊の「上古大椿という者あり、八千歳をもって春と |
為し、八千歳を秋と為す」(大昔、大椿という木があって、八千 |
年を春、八千年を秋としていた)。後世この一節から”椿寿”と |
いう言葉が生まれ、人が長生きすること、長寿の象徴とされて |
きました。大樹ともなりますと花期も大変長く晩秋から春まで |
延々と咲き続けて子孫を残すために美しい実を結びます。 |
椿は冬になっても落葉しない生命力のあふれる常緑樹です。 |
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【出典】 齋物二首 其二 五言律詩の第一句 (中唐・白居易) |
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