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月間教育書道誌「芦辺」
芦辺月例課題(令和4年1月号課題)
初級【漢字二体】
楷書 行書
忘懐得失(おもいをとくしつにわすれる)     
損得などが心にないこと
出典:五柳先生伝(陶淵明(東晋))      
 
上級【漢字二体】
行書 草書
和気萬家春(わきばんかのはる)    
春になって穏かな気配、和かな風がどの家にも溢れている
出典: 方岳(南宋)、黄遹(南宋) 
 
 
【細字】
 
【臨書】
楷書 行書
多宝塔碑(顔真卿    蜀素帖(米芾)   
       
妙法蓮華 (みょうほうれんげ)   舒光射丸々(光を射て舒(の)べて  
妙法蓮華教   丸々(がんがん)たり  
すべての生き物を救い、仏のところまで   ひかりをのべてまっすぐ目を射るよう  
導くことを目的とした教え     
      
 
                   
                        
     
     
     
 
師範【漢字二体】
行書 草書
慶賀以勧善(けいがをもってぜんをすすめる)
慶び祝って恩賞を賜い、善を行うようにすすめる
          
                          出典:「漢書(かんじょ)」賈誼(かぎ)伝
 
 
     
   
【条幅】 一般課題
亀鶴年寿齊 羽介所託殊 種種是霊物 相得忘形躯
鶴有冲霄心 亀厭曳尾居 以竹両附口 相将上雲衢
報汝慎勿語 一語堕泥塗
【読み】
亀鶴(きかく)年寿(ねんじゅ)齊 (ひと)しきも、羽介(うかい)託する所 殊(こと)
なる。種種 是れ霊物(れいぶつ)。相い得んや 形躯(けいく)を忘るるを。
鶴には有り 冲霄(ちゅうしょう)の心。 亀は厭(いと)う曳尾(えいび)の居(きょ)
竹を以て両(とも)に口に附(ふ)し、相い将(ひき)いて雲衢(うんく)に上がる。
汝(なんじ)に報ず 謹んで語る勿(なか)れ一たび語れば泥塗(でいと)に
堕(お)ちん。
【意味】
鶴と亀は寿命(ながいき)は同じだが、羽と介(こうら)では身を寄せるところ
が違っている。それぞれめでたい動物だが、自分の体を忘れることができよ
うか。鶴には空に舞い上がろうとする気持ちがあり、亀は尻尾をひきずる泥
の中の住まいをきらう。竹を二羽の口のくわえ、亀を運んで雲の通い路に
上った。お前に告げる、慎んでしゃべることがないように。ちょっとしゃべると
泥の中に堕ちるぞよと。
            【出典】蜀素帖 擬古(ぎこ) (宋・米芾) 
     
     師範課題
     
徳如海寿似山
【読み】
徳は海のごとく、寿(じゅ)は山に似たり
【意味】
善行は海のように広く深く、営む命は山のように高く
悠久である。
 人の福徳を祝う中国の慣用的表現
 
(禅僧が書く墨蹟にしばしば使われることば)
 
               出典伸聞詩   
 
  
  
 
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